びんぼうがみとふくのかみ

絵本  びんぼうがみとふくのかみ いもとようこ 金の星社 日本むかしばなし 絵本

どんなお話?

働いても働いても貧乏な男のもとにお嫁さんが来ます。
このお嫁さんも働き者で朝から晩まで働きます。

この夫婦が住む家には
100年以上前から貧乏神が住んでいました。
夫婦がともに一生懸命働いていると
だんだん暮らしが良くなってきて
貧乏神は居づらくなってしまい
出て行かなくてはならないことに
悲しんで泣いていると
貧乏神をかわいそうに思った夫婦は
食事をふるまいます。

追い出される福の神

貧乏神の代わりに福の神が来るときいたら
喜びますよね?
でもこの夫婦は、貧乏神をかばい
福の神を追い出してしまうのです。

福の神は、今までの人生の中で
追い出されたことなんてないんだろうね。
この表情が、なんとも・・・

絵本  びんぼうがみとふくのかみ いもとようこ 金の星社 日本むかしばなし
絵本  びんぼうがみとふくのかみ いもとようこ 金の星社 日本むかしばなし

物事の価値

お金って大事です。
ないと困ります。
清貧が素晴らしいというわけではない。
でも、欲はどんどん膨らみ、きりがない。

身の丈に合った暮らしができればいい。
幸せのものさしはそれぞれである。

作品情報

絵本  びんぼうがみとふくのかみ いもとようこ 金の星社 日本むかしばなし
絵本  びんぼうがみとふくのかみ いもとようこ 金の星社 日本むかしばなし

びんぼうがみとふくのかみ

文・絵:いもとようこ 
出版社:金の星社

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