メリークリスマスおおかみさん

絵本 メリークリスマスおおかみさん  女子パウロ会 みやにしたつや クリスマス 絵本

どんなお話?

明日はクリスマス。
楽しそうにクリスマスの飾りつけをしている12匹のこぶたの兄弟たち。
そこにやってきたのは、お腹をすかせたはらぺこおおかみ。

ガオガオガオー!と叫びながら
リースやクリスマスツリーをめちゃくちゃにして、
12匹のこぶたたちを捕まえます。

今夜はごちそうだと喜ぶおおかみですが、
転んで大けがをしてしまいます。
そんなおおかみを12匹のこぶたたちは、
看病してあげることに。

かみ合わないことで起こる奇跡

機会を見て、こぶたを食べようと画策するおおかみ。
なんたって、こんな感じでこぶたを捕まえちゃうんです

絵本 メリークリスマスおおかみさん

そんなおおかみが、けがで包帯グルグル巻きになって、
何を話しても「ううううう~!」としかしゃべれず、
通じなくて悔しくて涙をほろり・・・

それの涙を見たこぶたたちは、つらいと勘違いして、
やさしい言葉をかけ、看病します。

あんな風につかまったのに、「うううう~」を
「ゴメンね」「ありがとう」と思い込むこぶたの純粋さと
かみ合ってない話が進むところは、
「そうじゃないって~」と思わず言いたくなります。

こぶたたちのやさしさと思いやりが、
「食べてやろう」と思っていたおおかみの
気持ちを変え、行動を変える。

表紙のおおかみの顔と裏表紙のおおかみの顔の違いが、
このお話を物語っています。

作品情報

絵本 メリークリスマスおおかみさん クリスマス みやにしたつや
絵本 メリークリスマスおおかみさん

メリークリスマスおおかみさん  女子パウロ会
作/絵:みやにしたつや

メリークリスマスおおかみさん

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